<女性用風俗(女風)>
数年前から女性用風俗いわゆる女風(じょふう)が増えています。
当初は東京で数店舗しかなかったものが、現在日本全国で300店舗を超えると言われています。届け出をせずに営業をしている店舗もあり、実数はもっとあると思われます。店舗といっても事務所であり無店舗型がほとんどでセラピストが派遣される形態です。
1回の利用時間は120分が平均的で金額は15,000円から20,000円くらいが相場です。そこに、指名料、ホテルを利用する場合はホテル代、セラピストの交通費・食費代等がかかり、合計で25,000円から30,000円ほどになります。延長を希望する場合は30分ごとに追加料金が発生するシステムが多いです。またお泊まりコースなどのオプションもあります。
なお、予約後にキャンセルした場合はキャンセル料がかかることがほとんどです。
基本的に男性がセラピストで女性が利用者という形態ですが、同性愛向けに女性のセラピストもいます。
<女性用風俗(女風)のトラブル>
現在、利用者とセラピストとの間でのトラブルが急増しています。
下記のようなものが多いです。
1.利用者がプライベートで会う事を求めてくる。
2.利用者がセラピーを不同意わいせつや不同意性交だとして訴える。
3.利用者が自分の思い通りにならないとセラピストを攻撃してくる。
4.利用者がセラピストを尾行する。
5.利用者がセラピストを待ち伏せする。
6.利用者がストーカーになる。
女性用風俗(女風)の利用者は、男性用風俗の利用者と比べ、精神的満足を得たいという利用者が多い傾向があります。
利用者は「大切にして欲しい」という気持ち、コンプレックスの解消、自分自身の解放、疑似恋愛、「女」としての自分、を求めている事が多く、そこにセラピストとが合ってしまうと利用者がセラピストにはまってしまう事があります。
ですので、セラピストとしては下記のような自己防衛が必要です。
1.本番行為(違法)はしない。
2.「好き」と言わない。
3.抱きしめる時に強く抱きしめない。
4.LINE等で直接やり取りをする時は「1日1回」にする。
5.手を握る時のタイミングに気をつける。強く握ると好きになられる事がある。
6.「好き」になられないよう配慮する。
7.「一緒に住みたい」などの言葉が出てきたら要注意。
8.実名は教えない。
9.別れ際に尾行されないよう気を配る。
10.利用者との距離感を保つ。
11.利用者にあくまでも「疑似恋愛」である事を意識させる。
解決が難しいと思われたら、まずご相談ください。
<女性用風俗(女風)トラブルの解決>
通常の恋愛とは違い、疑似恋愛である事やお金を介している事などから解決が難しくなる事もあります。トラブルの傾向として多いのは「恋愛」についてのものです。それも利用者がセラピストを好きになってしまったものから発生するものが圧倒的に多いです。
当事務所でも、ご相談がもっとも多いのは上記<女性用風俗(女風)トラブル>で記載した「4.利用者がセラピストを尾行する」「5.利用者がセラピストを待ち伏せする」「6.利用者がストーカーになる」というものです。
特に、利用者がセラピストにはまってしまいストーカーになると非常にやっかいです。女風のトラブルは急増していますが、当事務所ではストーカー問題やデートDV問題とも総合的に合わせて解決しています。
お困りの方はご相談ください。